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【OB・OG NOW

財団奨学生OB・OGの近況報告をホームページ上でご紹介しています。
それぞれ目的をもって日本へ留学された方々が、
今でもその当時の目的を持ち続け、努力されています。
OB・OGのみなさんのパワーをお伝えできればうれしいです。


〜OBOG NOW その2〜

都叔敬(ト スッキョン)さん 現在:TOBIRA 社長

平成19年11月15日(木)、都さんの会社を訪問してインタビューをさせていただきました。

大学ご卒業後、都さんはお父様の会社を助け、ご自分でも事業をなさり、
平成17年にようやく日本の永住権を取得され、自分名義で事業を興されました。
アパレル業界で仕事を始めて20年で、製品は100%自社工場で製造されています。

そして、平成17年6月10日(金)に財団事務局を訪問され、
「いつか必ずご恩返しをするのだという決意で今日まで頑張ってきました。
奨学生当時に2年間毎月8万円の奨学金支給を受けていたので、それと同じく毎月、
財団へご寄附という形で送りたいと思っています。」とのことでした。
財団としては思いもよらぬご恩返しの形でしたが、都さんのご恩をお返ししたいという
志に感動し、ご寄附をお受けすることとなりました。

そして、平成17年6月10日〜平成19年5月1日、2年間毎月ご寄附をいただきました。
財団から感謝の意を込めまして、都さんへ感謝状をお送りし、
インタビューの機会を設けさせていただきました。

いつも元気でパワー溢れる都さん。六本木のミッドタウンが今のお気に入りで、
しょっちゅう歩いているそうです。

「節約も大切なことですが、経営者は自分に投資することが必要です。
自分が立派になれば社員も幸せになれますから。」と、笑顔を見せる都さん。
社員の幸せを思っておられることが、言葉の節々から伝わってきました。

また、常にご両親のことを思って生活しておられます。
「親が元気でいられるのは有難い事です。お金には変えられません。」と。
現在、ソウルに縫製工場があるそうですが、毎日、都さんのご両親がお二人とも
出社されるそうです。それが健康のもとなんだとか。

「私は、二人がいなければ会社は駄目だから、と両親に言っています。
 父は会社の会計の決済をしてくれています。夫婦で元気で会社に通う、
 そうすると輝けますから。」

都さんの、「ご恩をお返しする」という心の基にあるのは、
ご両親を思う心なのかもしれない、と思えるほど、
ご両親に安心していただこうと心を尽くして仕事をされている姿が
印象的でした。

そして、話は奨学金のことへ…。

「あの当時、8万円があって私は食事ができました。だから生きられたんです。
 父の仕事が大変な時期でしたので、本当にあの時の8万円は大きかった。
 そのお陰で無事に卒業することができたんです。本当に感謝しています。」
と、ほほえみながら感謝の気持ちを伝えてくださいました。

都さんからは、ご両親に安心してもらおうという親を思う心と、
多くの与えられたご恩への感謝と、それを広く社会へ返していこうという高い志が
ひしひしと伝わってきました。

都さん、ありがとうございました。




〜OBOG NOW その1 〜


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